副業ってしていいの? OKなら注意すべきことは?

 

おはようございます!水野です。
もうすぐ12月。今年も残すところあと1ヶ月です。寒い季節は鍋!ということで最近私は毎晩トマト鍋を作って食べていますよ♪シメのチーズリゾットが最高です♪

さて。今日のテーマは副業について。お給料があと数万円高かったら。。。なんて思ったことは、誰でもあるのではないでしょうか?

副業ってしていいものなの?

最近は大手企業で「副業解禁!」というニュースが出たりしていますが、まだまだ就業規則で禁止にしている企業も多いのが事実。勝手に副業をして、後で会社にバレて解雇!となってしまっては大変ですので、副業の可否について、まず一番最初に重要なのは勤務先の就業既定を確認してみることです!

禁止の場合、その理由は様々ですが、そもそも勤務先と私たちは雇用契約を結んでおり、賃金をもらう以上、誠実に労務提供しなければなりません。空き時間に効率よく副収入を得るのであればあまり支障は出ないかもしれませんが、深夜や土日にめいっぱい副業をし、体力を使いすぎて、本業中に居眠りをする、欠勤をする、、、つまり「手抜き」なんてことはもってのほか!ということですね。それ以外にも、本業のノウハウなどが競合に漏えいしてしまったり、対外的信用が侵害されたりする可能性があるとしたら禁止にせざるを得ないというわけです。

本来、法律上では副業をしてはいけません、といった決まりはありませんし、これからの時代、いつリストラや倒産があるかわからない中で「収入源が会社のお給料ひとつだけ」というのもリスクです。私個人としては、収入減はひとつではなく複数持つべきだと思っていますが、自分の身を守るためにも就業規定はしっかり確認しておきましょう。また、副業禁止でも、会社に申請をすればOKをもらえる場合もありますので、人事の方に確認してみても良いかもしれません。

 

 

副業をする場合の注意点!

では、晴れてなのかコッソリなのかはさておき(笑)、副業を開始するにあたっての注意点はどんなことでしょう?

まずひとつ目は「本業に支障が出ないようにする」ということ。副業はあくまでも副業です。きちんとお給料をいただいている会社に不義理はいけません! 体力・気力ともに副業に力を入れ過ぎないよう、バランスを取りましょうね。

ふたつ目は「所得が20万円を超えた場合は確定申告をする」ということ。会社員の場合、税金の計算・納税は会社の年末調整で完了しますが、給与所得以外で年間20万円以上の所得が発生した場合は自分で確定申告を行い、納税する必要があります。これをしないと「脱税」となってしまいますので注意してくださいね!

また、副業といえば気になるのが「マイナンバー」制度の導入だと思います。副業と言っても、アルバイトだったり、なにかを売買したりなど、いろんな種類がありますよね。その際に、「アルバイト」で収入を得た場合は給与所得ということになりますので、本業の会社と合算した給与所得により住民税を算出します。そのため、会社での把握が可能となります。

アルバイト以外の副業で、所得が20万円を超えた場合には確定申告をしますが、その際に住民税を自分で納める「普通徴収」と、給与天引きになる「特別徴収」がありますが、普通徴収を選べば、会社での住民税の天引き額は変わらないため、基本的には会社で把握することはできないと言えます。ただ、まだまだ不確定な部分が大きいのがマイナンバー制度ですので、実際のところは何ともいえないのが現状です。


最後に。副業の種類は、アルバイト、アフィリエイト収入、オークション、不動産投資など様々なものがありますが、「何のために副業をするのか?」を明確にしてから始めるとよいと思います。単に、収入をちょっと増やしたいのか、副業から始めていずれはそちらを本業にしたいのかなど、理由はいろいろとありますよね。年間の休暇は土日・祝日にお盆や年末年始休みを合わせると、約120日程度ある計算になりますので、せっかくのこの時間を副業で有効に使うのもありかもしれませんね♪

 

 

集英社ハピプラニュース 12/2(金)